2023 細村・春の商談会 熱い思いを伝えて目標突破
THE WEEKLY BURO [ 発刊日 : R05/02/02・09(木) ]
株式会社細村(細村範生社長)は、全国に先駆けて1月13日午前9時30分から午後3時まで、埼玉・川越のウェスタ川越で「春の商談
会」を開催、得意先100店以上が来場し、目標を上回る売上げを達成した。
8時40分から朝礼が行われ、細村社長が「今日の商談会は、コロナ禍により規模を縮小して開催する。東京業界の賀詞交歓会や新春文紙フェ
アにいってきたが、いずれも人数を制限しての開催で、少し寂しい感じがした。しかし、メーカーの方々から熱のこもったご挨拶をいただき、文紙
フェアでも熱心に新製品を説明している姿をみて元気づけられた。
コロナ禍も三年目に入り、第8波が押し寄せる中での開催であるものの、われわれも来場者も売上拡大の為の情報を渇望している。ぜひ、みな
さん方の熱い思いを来場者に語ってほしい。
いまは必要な量しか買わない時代だが、新年度、新学期の最盛需要期に向けて、しっかりとお客をつかんでほしい」とあいさつを述べた。
注意事項を説明したあと、細村副社長が「コロナ禍で、三回連続で紙上商談会を開催し、昨年9月にやっとリアルで商談会を開催したものの、来
場者数は三分の一であった。今回も110店に絞り、メーカーも44社で開催する。
さて、業績だが、2019年に比べて2022年7月期は、売上が84.9%、粗利が83%となり、損益分岐点はぎりぎりであった。8月か
らの新年度は、8~10月まで売上げは122%をキープしていたが、11月中旬から突然落ち、その原因が掴めていない。紙上商談会では数字は
上がらず、リアルなイベントが必要であり、夏場に弱い文具の活性化を図りたい。
皆さんに応えるためにも、絶対に無理ということを壊したい。
今日のテーマは”あしたのための、Something
New"で、明日のために何かしたい、何かあるという思いをつなげていきたい。明るく元気に、笑顔が商売の鉄則である。来場者一人ひとりを呼び込んで、売り込んでいただき
たい」と、現況について触れた。
全員で「きょう一日宜しくお願いします」と唱和して開場した。
会場は、コロナ禍でスペースを広く取り、ゆったりとした構成で、来場者にとってはみやすいレイアウトになった。出展メーカーは、春の最盛需要期に
向けた新製品や売れ筋商品を中心に展示アピールし、来場者の買い気を誘っていた。
また、コロナ感染防止の観点から来場者に車代、昼食代、お土産として三〇〇〇円を提供した。