2024 細村・春の大商談会 SDGsコーナーに関心高まる

THE WEEKLY BURO    [ 発刊日 : R06/02/01・08(木) ]

 株式会社細村(細村範生社長)は、単独見本市の先陣を切って1月12日、埼玉・川越のウェスタ川越で「2024春の大商談会」を開催、新 学期需要に向けて新製品を紹介するとともに、SDGsにあった商材を提案し、好評を博した。
 午前8時40分からメーカー朝礼を行い、はじめに細村社長が「今年の正月は能登半島地震、羽田空港での衝突事故と波乱の幕開けとなった。被 災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げる。さて、コロナが5類に移行して八カ月がたった。この商談会は、販売店に向けて各メーカーの素晴 らしい商品やサービスを紹介して販売する場である。

 7月にはパリ でオリンピックが開催される。代表選手が壮行会などで よく"楽しんできます"というが、代表として”がんばってきます”ならわかるが、これはどういうことかと思った。しかし、よく考えてみると、最高 の場で最大のパフォーマンスを発揮するにはリラックスが必要なので、なるほど理にかなっている。今日、皆さん方に最高の場を提供するためにこれ まで尽力してきた。エンドユーザーに喜んでもらいたいという販売店が多数来場するので、きょう一日、楽しく、元気にがんばっていただきたい」と、 所感を述べた。

 続いて、メーカーを代表してショウワノート氷鉋社長が「能登半島地震で富山・高岡工場を心配したが、全社員、工場ともに無事であった。機 械もフル生産できる体制にあるので、ぜひ、今日はたくさん売っていただきたい」と、あいさつした。

 次に、細村副社長が「非接触が定着 し、人と人との商売が過去のものになってしまった。しか し、商品の良さをアピールするには、画像だけでは伝わらない。この商談会を利用して、商品の良さを訴えて欲しい。一二〇店の来場を目標にしてお り、一件でも多く売り込んで欲しい。さて、7月決算だが、売上高は前年比103.7%粗利は101.5%となり、コロナ前の19年に比べると売り 上げは88%、粗利は84.4%であった。値上げもあり、経費を削減して何とか踏ん張っている。当社は来年創業90周年を迎える。本社社屋を新築 する予定である。きょうは、明るく、元気に笑顔で売り込んでいただきたい」と、現況などについて説明した。
 最後に、営業社員が「売上高一億2800万円、来場120店の目標を必ず達成します」と、声高らかに決意表明して朝礼を終了した。
 商談会は"Connect to Future ~ 未来につなぐ"で、会場には四五社のメーカーが出品し、新製品、一押し商品、売れ筋商品、新規格などを来場者に提案した。
 また、入り口にはSDGs商材を多数展示し、多くの来場者の関心を買った。 
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